高齢者の咳き込みには肺炎以外の別の理由があった?!

咳や痰でお悩みの高齢者のみなさん、もしくは、お年寄りの介護を行っているご家族のみなさん。「高齢者の咳や痰に違和感がある・・」と思った経験はありませんか?
お年寄りの咳の原因となっているのは、風邪や肺炎だけではありません。急性気管支炎や慢性気管支炎など、他にも様々な病気があります。では、これら病気はどのような症状が現れるのでしょうか?
こちらでは、その急性気管支炎と慢性気管支炎についてご紹介していきたいと思います。

急性気管支炎

急性気管支炎とは、ウイルス感染症の一つです。
呼吸器に慢性的な病気を抱えている人や、急な発熱、痰の増加が起こった場合は、ウイルスと細菌の影響だということを認識しておく必要があります。
とくに高齢者の場合は、咳・痰・発熱の症状が出ていると肺炎を疑う方も多くいらっしゃいますが、急性気管支炎の場合も同様の症状が現れますので、「吠えるような咳が長く続く」「痰が長く続く」「黄色い痰がある」といった場合には、細菌による急性気管支炎を疑い、専門の医療機関へ受診することをおすすめします。これら咳や痰の症状は、医療機関で治療法を判断する際に最も重要な症状ですので、痰や咳の状態を十分に理解しておく必要があります。

慢性気管支炎

男性の高齢者に最も多く、冬の間約数ヶ月、咳や痰が続き、比較的粘り気のある痰が症状としてみられます。おもな原因は、加齢や喫煙、有害物質などが考えられていますが、今のところ確かな原因は分かっておりません。治療は、抗生物質の長期投与が中心となります。
炎症が強い場合は、高熱が出て肺炎になってしまう危険性もありますので、高齢者の「咳」「痰」「息切れ」の症状には十分にご注意下さい。また、睡眠や栄養状態もしっかり観察し、専門の医療機関にその旨伝えるようにしましょう。
慢性気管支炎と診断された場合は、「禁煙」「適度な運動」「風邪予防」にも力を入れていきましょう。

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